こんにちは〜
本日は最近よく聞くようになったESG投資についてなるべく簡単に解説していきたいと思います。
海外ではESG投資はかなり浸透してきていて、日本でもかなり注目されるようになってきました!ぜひ最後まで読んでみて下さい。
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ESG投資とは
ESG投資とはEnvironment(環境)Social(社会)Governance(ガバナンス=企業統治)の3つの項目がどれだけ優れているかをチェックし投資判断に活かそうとする投資法です。長期の運用に適していると言われ規模は拡大傾向にあり、最近では特にE(環境)の部分が注目を浴びてきているのではないでしょうか。
ESG投資のメリット
長期的な運用に向いている
ESG投資は長期で安定した運用を目指しています。企業の経営において環境問題(E)や労働問題、人権問題(S)、企業コンプライアンスの問題(G)などは今後リスクになりえます。そのような問題を解決できるような企業は長期的に見て安定した成長が見込まれると予想されます。そして最近ではESGに取り組まない企業から投資資金を引き上げる「ダイベストメント」が起こっています。そういった企業からESGに取り組む企業に資金が流入しやすくなると言えると思います。
社会貢献性が高い
環境面であれば自然エネルギーを生み出したり、労働問題であれば女税が働きやすい環境作りをしていたりと社会貢献度が高い企業の価値は高まると言えます。
環境配慮に特化したグリーンボンドと呼ばれる環境債なども最近注目を浴びています。下記画像がグリーンボンドの流れです。
上記画像は環境省のHPから引用致しました。
ESG投資のデメリット
よりコストがかかる可能性がある
例えばですが電気自動車とガソリン自動車ではガソリン自動車のほうがコストも安く、生産コストも燃料電池が高額だったりでコストだけ見るとガソリンの方がお得です。必ずしもコストだけではありませんが、環境面を重視するとコストも手間もかかる可能性が高いです。そこに対して何か優遇される法律やしくみがないと普及するのは難しいと言えます。
投資選定が難しい
業績が良い、悪いなどの基準がはっきりしているわけではないので選定が難しいと言えます。コストがかかるのと同様に一般的な投資に比べ手間がかかると思います。
ESGへの投資
ESG投資をする上参考にしたいのが、投資格付け会社のMSCIが公表しているMSCI ESG格付け指数というものがあります。MSCIは企業のESGへの取り組みをAAAからCまで格付けしています。
日本のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)もこの指数を判断に使用しているそうです。
いきなり個別株への投資は難しいと思うので投資信託で投資をするのがいいんではないでしょうか。
日本株であればニッセイアセットマネジメントが運用する【ニッセイ日本株ESGフォーカスファンド(ESGジャパン)】など
※上記は信託報酬が1.573%と高いのでもっと安いのが出てくると魅力的ですね!!!
ESGに優れる外国株であればりそなアセットマネジメントが運用する【りそなAM-Smart-i 先進国株式ESGインデックス】などがあります。信託報酬は0.286%と悪くないと思います。
このようにESG投資は長期投資に最適で株初心者にこそおすすめの投資手法ではないでしょうか。環境や社会に貢献でき資産も形成できればなお良しですね!!!
では!!!


