こんにちは〜
本日は米国株などへの投資の際に関わる為替リスクについて解説したいと思います。昨日のブログでもお伝えしたように〜ここ数日で円高が加速しております。米国ETFを検討している方もいらっしゃると思いますので、為替リスクについて解説していきたいと思います。よく世間ではリスクのことばかり先行しますので為替を武器にする案も提案していきたいと思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。
昨日の為替レートです。

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為替リスクは思っているより大きい
例えば昨日のvtiを例にして解説していきたいと思います。
vtiとは米国のバンガード社が運用しているETFになり、楽天が間に入ってvtiを買付してくれていると考えて頂いていいと思います。
楽天vtiの基準価額には為替リスクを考慮した価額になっているので注意が必要です。
つまり楽天の中で円からドルに変換してくれて買付し、そのドルで買った資産を再び円に交換しているので為替のリスクをもろに受けることになります。楽天証券の画面で見ると円表示なので為替リスクがあることはかなり分かりにくいです。
ですので最近では投資信託自体の価値は上がっているのに円高の影響を受けているため、投資信託の値段が上がっているのがあまり実感がないように感じられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。それは為替が関係しているのです。
続いては楽天vtを例にしてみたいと思います。
vtは全世界分散を行うファンドになります。
vtの構成銘柄の国ですが、米国が約半数、そのほかに日本、英国、カナダ、フランス、オーストラリアなどといった全世界に分散投資を行っていますのでそれだけの国の数の為替リスクを負うことになります。ただ米国が半数近くを占めているのでvtiと同じように為替リスクを受けるのです。
まとめ
外国株や外国etf、S&P500などに連動するファンドを購入した方、検討している方は為替リスクはとても重要なので、絶対注意していきたい項目です。
僕なりの考え
そして僕の考えなんですが、今円高にシフトしているということはリスクではありますが、チャンスでもあるということです。今現在1ドル103円ほどですから、もし仮に10年後に!120円まで上がり、株価も順調に上がれば、為替差益➕キャピタルゲインが狙えるのです。つまり今円高にシフトしているということはドル建資産を買うチャンスであるということです。もちろん投資の世界ではリスクのことを優先に考えるべきなので円高になれば買いのチャンスだとは絶対的には言えませんが、リスクとチャンスは表裏一体だということを念頭に置いておきましょう!!!
・為替リスクは思っているより大きい
・リスクとチャンスは表裏一体
・積立NISAなどで長期運用している方は出口付近で為替を考慮しよう
・将来のインフレ率も考慮してみよう
では!!!!

